ローマ-インテルの試合が熱すぎて火傷するわ

サッカー話です。ついてこれなかったら無視してくれ(笑)


いやあ、セリエの天王山インテルとローマ(ひいきチーム)の試合があったんだが、これがとんでもなく熱い試合で思わずこの話題。ローマはこの試合に負けるとインテルとの勝ち点差が7に開いて、スクデットはほぼ絶望。特にここ2,3年の負けない鬼インテルを見てるとホントそう。
でも、もし勝てば・・・・・


とにかくローマの気合の入り方がハンパじゃなかった。デ・ロッシが先制点をねじ込んだ時のティフォージの怒号のような雄たけびといったら。ゴールを決めたデ・ロッシも興奮しすぎてワケわからんことになってるし(笑)レガース取ってキスしまくってるし(ヒゲ伸びて映画のグラディエーターのマキシマスみたくなってるのも気になる)。
2点目のトーニのゴールが決まった時なんか狂喜乱舞してクロスバーにぶら下がってる(笑)イエローバナナ食らうぞ。ベンチにいたはずのメクセスがゴール裏の喜びの輪にあっという間に加わってるわ・・オリンピコはさぞお祭り騒ぎ状態だったことだろう。


実はローマとインテルは結構因縁めいたところがある。これは数年前のカルチョスキャンダル以降のことなのだけれど、ユーヴェ、ミランがペナルティを受け蚊帳の外となって以降、この2チームは激しく国内リーグで首位争いをしながら、事実上イタリアサッカーを引っ張ってきた。リーグ4連覇のインテルスクデットこそローマに譲らなかったものの、コッパ・イタリアタイトルを2年連続、目の前でかっさらわれたり、と以外にローマに苦い汁を味わされている。一方ローマも07-08シーズンには喉から手が出るほど欲しい念願のスクデットまであと一歩、というところで結局スタミナ切れし、00-01シーズン以来渇望しているスクデットに手が届かない(財政的な差もある)。
加えてローマ人は南部気質と呼ばれ、地元びいき感情(ほとんどナショナリズムに近い)がべらぼうに強く、北部イタリア勢には更に敵意をむき出しにするという事情もある(サッカーとイタリア人/小川光生など参照)。
様々な感情のうねりや思念が渦巻いていたであろうオリンピコでの宿敵との対決に、決死の覚悟で臨んだローマに今回は軍配が上がった。いや、しかし俄然面白くなってきた。インテルチャンピオンズリーグと2足の草鞋だし、これはもしかしたら、もしかするかもしれないかな、ローマ。


おまけ:ASローマの名物実況カルロ・ザンパさんと、インテルびいきの実況なのかな?クリスティアン・レカルカティさんの対照的な実況がおかしい(笑)

これだからラテン人って憎めねえ(笑)
「ゴォル・・Mamma l'edizione...」(何て催しだ、何てこった)ってザンパ言ったのか?わかんね。