白川市民の森ハイキング

登山初心者どころか、ハイキングすらも超初心者の自分ですが、札幌市主催の「白川市民の森ハイキング」へ行ってきました。


ところで、市民の森って・・・?


(引用開始)
市民の森
 札幌市域内森林の約20%弱は民有林です。
 これらの森林は、豊かな環境機能を有しており、良好な都市環境を形成する上で不可欠な貴重な自然資源であります。市民の森は、これらの森林を保全するため、民有地をお借りして散策路造成等の整備を図り、市民に開放するものです。平成元年に盤渓市民の森がはじめて指定され、平成21年11月16日現在、 6ヶ所、420.9haが指定されています。
(引用ここまで)


札幌市 環境局みどりの推進部 みどりのページより
http://www.city.sapporo.jp/ryokuka/midori/shizen/shiminnomori/index.html


札幌市内には、盤渓市民の森、白川市民の森、南沢市民の森、豊滝市民の森、西野市民の森、手稲本町市民の森があります。白川市民の森入り口は地下鉄南北線真駒内駅からバスで約25分+バス停から徒歩20分くらいです。(タクシーだと真駒内駅から2500円くらいかかります・・・)



前日の天気予報から小雨での決行も覚悟していましたが、奇跡的に爽やかな秋晴れ。楽しい山歩きとなりました。




期待していた紅葉はまだ進んでいませんでしたが、道には落ち葉がいっぱい。寒暖の差がもう少し大きくなれば、きれいな紅葉が見られるようになるのでしょうか。


青山(530.2m)という小高い山の山頂目指し、ゆっくりのんびり歩きます。決して本格的な登山ではないので自分のような初心者でも全く心配なかったです。参加者にはグループ最高齢の80歳(!)の方もいたくらいです。




先頭を切って進むネイチャーガイドのKさん。景色や植生などいろいろなことを親切に教えてくれます。





写真中央の2名のスタッフさんが背負っているものが何かわかりますか?




実は携帯トイレです。ブースと便座の部位をそれぞれ背負っています。どういう風になるのかというと・・・




こうなります。ブースを広げて、ペグを打ち込み、便座を用意すれば設営完了。あっという間でした。使用時は便器に市販の携帯トイレをセットし、用を足します。
携帯トイレは400円くらいでアウトドア用品店で買うことができます。
近年、環境保全の観点から登山者のマナーが叫ばれるようになってきました。携帯トイレの持参を促す登山ツアーも散見されます。






途中にあった注意書き。この先にはヒグマ用のヘアトラップを仕掛けているようです。ヘアトラップはヒグマの行動圏の研究のために設置されます。収集した体毛を遺伝子解析することで個体を割り出し、データ化することで行動圏分析を行います。ヘアトラップは、対象を傷つけない非侵襲性の調査方法の一つです。
白川市民の森もばっちりヒグマの棲息圏内です(汗)





青山山頂

山頂でくつろぐ参加者の皆さん



良い天気に感謝。
それもこれも、日頃のおこな・・・・・・いえ、何でもありません。
これは一体、何回使われた言葉なんでしょうね(笑)









下山。参加者の一人が、今回の登山の総移動時間を教えて下さいました。
3時間36分48秒だそうです。
時間を測るあたり、かなりのベテランの方なのだと思います。

休憩や昼食を含めた、総合計滞在時間は約5時間でした。




解散のあいさつ後。
ガイドさんが薬をみせてくれました。
ガイドさんは薬を服用していたようなのです。
え、体でも悪かったの・・・?

一体何の薬・・・



なるほど。通りでハイキングが一日通して楽しかったわけだ(笑)
急斜面をスベらずに下山が出来たのもこれのお陰・・・?


参加者の皆さん、スタッフの皆さん、お疲れ様でした。
楽しい一日でしたね。