矢野顕子リサイタル 函館芸術ホール
函館〜札幌行きの高速バスの中から書いたものです(笑)
函館市芸術ホールへ、矢野顕子ピアノリサイタルを観に行ってきました。一言、素晴らしいライブでした。
当初矢野さんの来函を新聞広告で見て、「なぜ矢野顕子が函館に!?」と思っていたら、どうやら函館開港150周年記念での招待だったようです。こんな超大物が来てくれたのも、矢野さんの郷里青森と函館の繋がりからなのではないかなと勘ぐってしまいます。本人が言っていましたが、92年の金森倉庫でのライブ以来の函館だそうです。17年振りですか。
現在ニューヨークを拠点として活動している矢野さんは夏から秋にかけて里帰りをし、この時期に日本での公演を集中的に行いますが、北海道で矢野さんに会えるチャンスは本当に数少ないかもしれないと思い、函館への旅を決めました。(確か、ライジングサン・ロックフェスティバルには何度か来てましたよね。)
矢野さんもそうですが、本物と呼ばれるミュージシャン(表現者)の凄みは、その楽器(声)さえあれば人を魅了させ、喜びを与えることができる点だと思います。公演開始前、矢野顕子の半身でもあるピアノが一人、ステージ中央で静かに自分の半身を待ち佇む光景は、感慨深いものがありました。
セットリストは後々誰かが書くと思いますけれども、覚えてるだけでも。
(順は前後しています)
しまった
Children in the Summer
ひとりぼっちはやめた
きよしちゃん
When I Die
Baby, I love you
ごはんができたよ
Night Train Home
変わるし〜Rose Garden
未発表新曲
ひとつだけ
駆け出しファンに思い出せる精一杯です。所々抜けてます。
初めて聴く曲だったChildren in the summerで早くも感極まり、演奏中に三回くらい泣いてしまいました、鼻水垂れ流して一人で泣くアラサーの♂を想像しないようにお願い致します。
MCで矢野さんの口からポロッと出た東北弁の訛りの響きが、まだ心地よく耳に残っています。
ごはんができたよ
こちらはアンソニー・ジャクソンとクリフ・アーモンドとのトリオによるRose Garden