20200305木

インプット

Our Planet | やまのこ保育園 / Yamanoko Childcare Center

フィル・キャッシュマン「この園庭を、この土地を再生するようなものにしていけたらいい。まずは土。土がどんどん肥えていく仕組みを導入する。生物多様性が増えていく仕組みや、水の浸透性、空気がどれだけ土の中に入っていくかなどを考え、森がやっていることをやまのこの庭でやっていきたい。しなくていいことは何もしない、しなくていいことは勝手に再生していくから。子どもの遊び場、学びの場は複雑な機能を求められるからそれも考えながら、同時にここの虫や鳥の生物多様性を豊かにしていけるような仕組みを。」

⇒自分が知る限り、パーマカルチャー×保育でコンセプトを打ち出している保育園は、ここと、それこそ日本国内で数えるほどしかない。もう1つが俺の頭の中。(笑) 

 

 

気になる:

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レビューより

うちは手づかみ食べはどんどんやれ〜泥遊びやってみなはれ〜という方針で息子2人を育てているので、やっぱりこれでいいんだ!と後押ししてもらった感じです。(中略)

ただ、こういう信念のある保育園は忙しいお母さんには大変だろうなー!と感じました。
理想論として参考にするには良いと思いますが、真面目な若い新米お母さんなんかは、すべて間に受けて自分を追い込みそうな予感もします。このままじゃ私のせいで子どもの発達が!!みたいな。(中略)

赤ちゃんは夜7時、幼児は夜8時までに寝させろとか、朝は5時には起きろとか朝食は味噌汁と米にしろとか、フルタイムのワーキングマザーは死にそう。

⇒「理屈は正しい(筋が通ってる)けど、それを実践しろとなったら潰れる」。良かれと思って理想やポリシーを掲げて保護者を追いつめる、の図か。

こういう姿を1つの理想としつつ、それを達成するために一緒に考えていこうよ、子育てしていこうよ、っていうスタンスで伝えないとっていうのは正に子育て支援の姿勢というわけだ。