2021-03-03水

保育ドキュメンテーションとは?保育への効果や導入のポイントを詳しく解説 | WEL-KIDS PRESS(ウェルプレ)

保育を「見える化」し、保育の質を向上させる手法()

もともとイタリアのレッジョ・エミリア市から発祥した教育思想のひとつで、子どもの活動を写真や動画、音声、文字などで視覚的に記録するというものです。子どもの思考・探究活動を具体的に記録し、子ども自身が活動を振り返り次の活動へ生かすことを目的()

「保育の見える化」をすると、保育者・保護者・子どもの三者が活動を振り返ることができます()

ただ記録を残すものではなく、子どもの活動経過を継続的に記録していくもの()

子ども自身が自分の活動を振り返ることで、新たな気づきを得たり、活動を深めたりすることにもつながります()

保育活動の共有ができると、保育者と保護者のコミュニケーションが増えます。園での子どもの活動を保護者に見せることで、保護者の園への理解や、保育方針への理解につながり、園の活動への協力も得やすくなります()

「保育の見える化」をすると、子どもの思考や活動が明確になり、振り返って課題の発見や改善を行いやすくなり、保育の質向上につながります。
ドキュメンテーションには決まった形式がありません。「何を目的にするか」「誰と共有するか」を考えて、園の運用に合わせたドキュメンテーション形式を作っていくと良いでしょう。

 

www.city.sapporo.jp

 

www.cehs.hokudai.ac.jp